新人研修の後半は、主に本社の研修スペースを利用して「実技研修」を行います。
初めて電気工事に携わる人だけでなく、電気系の学校を卒業した新入社員にも
現場で必要となる技術を、基礎から丁寧に伝えていきます。
実技研修では、実際の現場において新入社員が、
まず必要とする基本技術を中心に指導していきます。
コンパネ設置
研修で使用するコンパネ設置から実技研修スタートです。実際の現場でも必要な技術なので、しっかりと手順やコツを教えていきます。
墨出し
電気工事の基本となる「墨出し」の研修。新人研修では、壁に取り付けるスイッチやコンセントなどの位置や高さを決めるところから練習していきます。
開口
壁に穴を空ける開口の実技研修では、基本である引廻し鋸を使用した方法のほか、ホールソーなどの電動工具を使用した方法も覚えてもらいます。
器具取付
開口部分から配線を引き出しスイッチなどと結線し、それらの器具を壁に取り付けていきます。水平、垂直にも気を配りながら、綺麗な取付ができるように練習していきます。
配管曲げ
電線などを通す配管を曲げる作業も研修の一環です。使用箇所や用途に合わせて角度を調節し、配管を曲げていきます。
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私もつい数ヶ月前に異業種から共栄電気工業に転職してきて、 この新人研修を受けさせてもらった立場です。まったくの業界未経験でしたが、 この研修で電気のことを学び、今の現場でもとても役に立っています。 また今度は教える立場になったことで、自分自身が忘れかけていたことを再度、 思い出すきっかけにもなりました。
電気科出身なので知っていることもありますが、実際に仕事現場での作業を体感してみると、 学校の勉強との違いを感じます。実技研修のボード開口では、最初はなかなか上手くできずに 手こずりました。これからもっと練習して、上手くなりたいと思います。