代表の寺川です。
真面目なような、緩いような、そんなお話です。
会社や生活のいろんな場面で「正論」らしい話が出てきたりします。
会社員はこうあるべきだ、とか社長は、部長は、課長は、仕事は~~べきだ。
みたいな話です。
TVやネットニュースとかでもこういった論調を見ることがありますね。
で、そう言ってた人がこんなことやってました。みたいな。
「ブーメラン」て表現で揶揄されるところまでセットになってるように
思います。
さてどこに気を付けるかというと
先日あるコラムに「信用残高」という考え方をするといいよとありました。
正論はいいんだけど、言ってる人が普段どんなことをしているかも
よく見ておきましょうねとありました。
発言するまでにそれなりに行動をしていて、経験がある人が言う正論は
なるほどなぁと賛同が得られます。
しかし、話題に関係ない人や明らかに経験の無い人が正論を挟んでくると、
「言ってることは正しいっぽいんだけど、どこか納得できない部分が
あるんだよな~」と感じてしまう状況を分析してくれています。
経験の浅い社員が「こうあるべきですよ!」と発言しても受け入れて
もらえないと嘆くようなときに、耳を傾けようとしない先輩社員の頭が
固いんだという理由が一つ
もう一つは、発言をした本人がそれまでしてきた行動が信用を生んでいない
という理由が隠れている場合がありますよというお話でした。
私の見える範囲でそういう事が起こっていれば、どっちの理由も
ありえると予想するので、正論は正論として
「で、どんな問題があって、どうやったら解決できそうなのかな?
前に進めるのかな?」という話題に振り替えるように意識しています。
「べき」が聞こえたら要注意
「信用残高」は足りてますか?
私も不足していると感じたらおとなしくお話を聞くようにします。